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2012年01月18日

教科書改訂

こんにちは。
お正月に会った旧友から、AKBの真ん中の子の顔と名前を教えてもらったのに、
もう既に忘れている気がする春風館の望月です。

さて、1月も後半となり、高校受験をする中3生にとっては正念場の時期となってきました。

その一方で、そろそろ気になってくるのが新年度についてです。
24年度と言えば、中学校の教科書が新しく改定される年。
塾としても教材を研究して、来年度に備えなければなりません。

私自身、長期間いわゆる「ゆとり教育」内容での指導を続けてきているので、
これからかなり勉強をやり直して、感覚を切り替えていく必要があるでしょう。とほほ。

教科書改訂にまつわる来年度からの変化について、おおまかに書いておきます。

(1)やる内容が増える。

教科書の厚さが平均1.5倍になり、練習問題や説明が大幅に追加されます。

(2)難しい内容が増える。

ゆとり教育中に削られていた内容が戻り、思考力や読解力、文法力といった
本格的な学力を要求する内容が増えます。
理科のイオンも歴史の4大文明もがっつり復活します。

(3)授業時間数も増える。

内容が増えるのに合わせて授業時間数も増えます。
特に顕著なのが中3の時間数で、
中でも社会は年間85時間だったものが140時間。
理科なんか80時間だったのが140時間と1.8倍に激増します。

・・・ま、実際には21年度から移行措置でだんだん時間数が増えてきたはずですし、
(今の2年生で言えば、中2のうちから理科は140時間に増えているので中3も同じ感覚?)
まあだいじょぶだろ~ って、
無理だろ!

学校以外の塾とかでガツガツ勉強してきた子ならともかく、
小学校時代をどっぷりゆとり教育で過ごしてきた今の中学生が、
いきなり量と質を増やされて平気なはずがないと思うのは私だけでしょうか??

学校の先生、どうするんだろう・・・。

小さな塾の講師としては、泣き言や愚痴を言っていても仕方がないので、
引き続き精一杯考えて工夫して、頑張る生徒をフォローしていきたいと思います。

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現場の先生方や当事者である中学生たちが
多大な苦労でこの変革を乗り越えたとして、

ゆとり教育とは何だったのか。

一種の差別用語として定着し始めている「ゆとり」の世代に対し、
誰が責任をとってくれるのか。

ま、ぶつぶつ愚痴を言っていても仕方がないので、
春風館としては、まずは目の前の生徒のために精一杯頑張っていきたいと思います。



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Posted by もちづき at 18:39│Comments(0)教育に関する話題
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