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2011年11月30日

差をつけるための授業 ~相対評価と絶対評価~

こんにちは。
巷で話題のスライム肉まんは、あまり食べる気がしない春風館の望月です。

最近、中学校のテストや成績について保護者の方とお話しをしたりすると、
いろいろ思うところがあります。
今日は、今の中学校のテストや成績のつけ方について書いてみたいと思います。

ご存知の通り、以前は中学での成績は「相対評価」で決められていました。
周囲に比べて優秀な生徒から順によい成績がもらえるやり方なので、
例えばクラスで5番の人までが5をもらえるとしたら、6番の人はどんなに優秀でも4しかもらえないことになります。
つまり、なるべくよい成績をとりたかったら、周囲との競争を強いられるわけです。
当時はテストのたびに偏差値や順位を配られ、生徒は嫌でも全体の中での自分の立ち位置を知らされていました。

その後、詳しい経緯は存じませんが、
「ナンバー1にならなくていい。もっともっと素敵なオンリーワン」的な考え方が主流となったのか、
ともかく学校は周囲との競争を意識させないようなやり方に変わっていきました。

成績のつけ方も相対評価から絶対評価へと変わりました。
絶対評価の場合は周囲と比較しての成績ではありませんから、
本人さえ優秀であれば、周囲との優劣に関係なく成績をもらうことができます。
理屈上は、全員が要求レベルにこたえ、十分に優秀であれば、全員が5をもらうこともできるわけです。

しかし、このやり方は不必要に現場の先生方を苦しめ、
結果として生徒にもよくないことになっているような気がするのです。

(長くなってきたので続きは次回)



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Posted by もちづき at 18:58│Comments(0)教育に関する話題
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